共同検査事業では排出ガス試験、加速走行騒音試験の同型枠の取扱いを行っています。組合員になると共同検査事業(排出ガス試験、加速走行騒音試験の同型枠の相互利用)がご利用いただけ、独自で検査されるよりも費用削減と時間短縮が望めます。
相互利用でどちらにもメリットがある同型枠サポート
並行輸入する際に必要となるのが排出ガス・加速走行騒音の試験成績表です。試験成績表の取得には各試験に合格する必要があり、試験には費用と時間、そして経験が必要となります。しかし、FAIAの組合員であればFAIAにある多種多様の同型枠を相互利用することで試験をすることなく試験成績表を取得することができ、試験関連のコストと時間を大幅に削減できます。
独自試験(FAIA非加盟店) | 共同検査事業(FAIA加盟店) | |
同型枠の利用 (排出ガス/加速騒音) |
通関証明書の輸入者が試験車両と同一の輸入者でなければならない | 通関証明書の輸入者が組合員であれば利用可能 |
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同型枠がない、もしくは10台枠を使い切った場合、試験をしなければならない | 他の組合員の同型枠があれば試験をせずに同型枠利用可能 | |
通関証明書の原本を試験機関に提示しなければならない | 通関証明書のコピーをFAIAにFAXで可能 |
また、組合員がFAIAを通して新規試験を行い取得した枠についても組合員間で相互利用できますので、枠を譲っていただいた場合は協力金をお支払い致します。このように、FAIAの共同検査事業は売る側、買う側双方にメリットがあり多くの組合員にご利用いただいております。
排出ガス試験・加速走行騒音試験サポート
FAIAを通して新規試験を行い、試験に合格した場合は独自試験で合格した場合の倍の枠数を取得することできます。例えば、排出ガス試験なら通常10台枠のところ20台枠、加速走行騒音試験なら通常30台枠のところ60台枠となります。(※工場出荷時無改造などの諸要件を満たした場合に適用となります)
取得枠数が多くなることで試験車以外の車両に対してもコスト削減が可能となり、当初予定していた台数以上の輸入も実現できるほか、使用しない枠については他社に販売することが可能となりますので車両によっては同型枠の収益も見込めます。
独自試験(FAIA非加盟店) | 共同検査事業(FAIA加盟店) | |
排出ガス試験 | 10台枠 | 20台枠※工場出荷時無改造などの諸要件を満たした場合 |
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加速走行騒音試験 | 30台枠 | 60台枠※工場出荷時無改造などの諸要件を満たした場合 |
ガソリン乗用車同様に20台枠が適用になりました!
2015年7月よりディーゼル車の排出ガス試験も工場出荷時無改造、JC08モードで合格などの諸要件を満たした場合、20台枠の取扱いになりました。詳細は自動車検査独立行政法人の審査事務規程の第67次改正の261~262ページをご参照ください。
ブレーキ成績表がレンタルいただけます!
ハマーなどの重量車の場合、ブレーキ制動試験が必要な場合がありますが、組合員になれば試験を行うよりはるかに低料金にて成績表の貸出しも行っております。取扱い車種についてはお問合せ下さい。
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